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引出物の予算・中身って実際どうなの?

地域や会場によってバラツキがありますがゼクシィの調査によると、
引出物の全国平均額は1人当たり6,300円前後のようです。

品数は東京や大阪など都市部は公共機関での移動を考慮してか、概ね3点が多いようです。
結婚式が派手だと言われる名古屋は意外にも5点が主流で、
福井、石川など北陸地方などは5点~7点と品数重視のようです。

例として、下記のような組み合わせが一般的な引出物の内訳です。



縁起物は定番のかつお節を除けば地方により異なり、紅白饅頭や鯛の砂糖、赤飯、鯛の姿焼き、かまぼこなど様々。
記念品も漆の食器、ペアグラス、中には寝具を贈る地域もあるのでリサーチは必ず行いましょう。
式場の担当プランナーさん以外にもやはり両家のご両親にお話を聞いておくべきでしょう。

予算に関しては親族、上司・会社関係、既婚友人、独身友人(男性・女性)などのグループを作るか、ご祝儀の見込額に対しての相応の御礼と考えて額面で3グループほどに分ける、など二人で相談して決めていくと良いでしょう。

昔はゲストによって引出物の中身を変えることはタブー視されていましたが、
ご祝儀の額が異なるため全員統一で、とは今はむしろ失礼になりますので注意しましょう。
近年はゲスト毎に個別に中身を変えて贈り分けをする事も。
しかし実際1人ずつこだわって贈り分けをしようと思うと途方もない努力が必要になります。
そんな時はセットになっている引出物セットを上手に活用するのも一つの方法です。